製品特性

フロシールの特徴
フローアブル(粘稠性流動体)
  • 架橋ゼラチン粒子は不規則な創面にも適合します 1, 2
  • 局所又はびまん性出血にも使用可能です。
  • 硬い組織にも軟部組織にも使用可能です 3

架橋ゼラチン粒子

止血原理(タンポナーデ効果と強固な凝血塊)
  • 患者血液に接触後、フロシールは最大約20%膨張し、物理的に血流を押さえます。(タンポナーデ効果) 1
  • 架橋ゼラチン粒子間に浸透した血液がヒトトロンビンと接触し、患者のフィブリノーゲンをフィブリンに変換することで、凝血塊の安定化を促進して止血を補助します 1
  • 凝血塊に取り込まれたフロシールは6–8週間で生体内に吸収されます 1

タンポナーデ効果と凝血塊の形成

速やかで効果的な止血作用
  • 2分以内の速やかな止血(止血までの時間の中央値)を実現します 3
  • ほとんどの出血(97%)を6–10分以内に止血可能です 1
  • 骨や軟部組織の出血にも対応可能です 3, 4
良好な術野の確保
  • 凝血塊に取り込まれなかった余剰分のフロシールは簡単に洗い流せるため、良好な術野の確保につながります 1
ヘパリン投与の影響を受けにくい
  • ヘパリンを投与している心疾患患者であっても、出血の89%を10分以内に止血します 1, 5
不具合・有害事象
  • 海外で実施された比較臨床試験(156例)において認められた主な有害事象は貧血(12例、7.7%)、心房細動及び感染(共に10例、6.4%)でした。そのうち、フロシールの使用との因果関係があると外科医により判断された有害事象は、貧血(2例、1.3%)、軽度の処置後出血( 1例、1%未満)、炎症(1例、1%未満)でした。

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